FRP水門『エバーゲート』
登録番号 KK-100112-A (2011.03)
弊社のFRPゲートはFRP水門設計・施工指針(案)の基準に準拠しています。
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FRPゲートって何?
従来、河川や農業用水利施設に多く用いられてきた腐食しやすい鋼製ゲートにかわり、FRP(繊維強化プラスチック)の特徴である高い力学的特性を用いた材料のゲートです。
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FRP水門設計・施工指針って何?
独立行政法人国土研究所・電力中央研究所・京都大学などからなる土木学会複合構造委員会で、FRPゲートの設計・施工から維持管理までのプロセスについて統一的な技術指針をまとめた基準書です。
強度・耐久
Q.FRPをゲートに用いて、強度や耐久は本当に大丈夫なのでしょうか?
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耐久性(耐食性・耐候性)
FRPは腐食しないため、厳しい腐食環境下でも適応できます。
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軽量性
普通鋼製の約1/2~1/3の重量で開閉装置の小型化や施工作業の効率化が可能です。
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経済性
表面保護層は補修の必要が無いため、普通鋼製に比べ維持管理コストが低くなります。
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耐摩耗性・耐衝撃性
条件に応じた対策をとって施工しています。また流木の衝突を想定した、衝撃載荷実験でも確認済みです。
エバーゲート概要
FRPフラップゲート
フラップゲートは、干拓地や河川堤防の排水・逆流防止樋門などに使用される水管施設の重要なポイント。それゆえに、自動的に効率よく作動することが大切です。当社のFRPフラップゲートは、FRP素材の活用により、従来の機能に加えて海水に強く、しかも経済性、耐蝕性、軽量性、施工効率、作動効率により優れたものとなっています。水管理設備担当の皆様のニーズに確実にお応え出来る、新しいゲートの登場です。
- 標準規格(有効断面)
- 600×600mm~2000mm×2000mm
- 実績
- 1985年 北海道網走土木など 50門以上
FRPスライドゲート
河川、海岸線の樋門、平野部や臨海工業地帯の取水・排水・利水門として数多く使用されているスライドゲートは、水管理設備になくてはならない重要な役割を果たしています。それだけに構造がシンプルで、しかも操作が簡単であることが絶対必要条件です。当社のFRPスライドゲートは、従来の水門設備技術に加え、FRP素材を新たに活躍することにより海水に強く、しかも経済性、操作性、施工性、軽量性、耐蝕性などにより優れた性能を発揮。水管理設備担当者の皆様のニーズに、確実にお応えします。
- 標準規格(有効断面)
- 600×600mm~2000mm×2000mm
- 実績
- 1985年 沖縄県島尻群南風原町など 80門以上
FRPスウィングゲート
軽い力で開閉が可能のため、開閉時の操作性、安全性の向上が期待できます。
- 標準規格(有効断面)
- 600×600mm~2000mm×2000mm
- 実績
- 1987年 熊本県天草群大矢野町など 50門以上